デスクトップにシャットダウンのショートカットアイコンがあったら…と思ったことはありませんか?
Windows10でシャットダウンをするには、「スタートメニュー」→「電源オプション」→「シャットダウン」と3クリックが必要です。
日頃パソコンをさわる人にとっては当たり前の操作ですよね。
しかし、滅多にパソコンを利用しないお年寄りや機械が苦手な方の場合、シャットダウンの仕方がわからなくなってしまうこともあるようです。
先日、親戚のおじさんが「パソコンの電源を切る方法が毎回わからなくなる」というので、デスクトップにシャットダウンのショートカットアイコンを作成してみました。
そこで本記事では、備忘録も兼ねて、デスクトップにショートカットアイコンを作成する簡単な手順をお伝えします。
パソコンの操作に慣れている方でも、一度やったらやめられないほど便利!
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Contents
コマンドをコピー&貼り付けしてシャットダウンのショートカットアイコンを作成する
エクセルやワードのショートカットを作成するには、スタートに表示されるメニューをマウスでデスクトップへドラッグすればできますよね。
しかし、シャットダウンはその方法でショートカットを作ることができません。
コマンドと言われると難しそうですが、今回はコマンドをコピー&貼り付けするだけでシャットダウンのショートカットを作成できるようにしてあります。
簡単なので是非チャレンジしてくださいね!
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デスクトップにシャットダウンのショートカットアイコンを作成
デスクトップ上で右クリック→新規作成→ショートカット
ショートカットの作成ウィザードが表示されます。
項目の場所を入力してください(T):の欄に、下記のコマンドをコピーして貼り付けてください。
shutdown /s /t 0 /hybrid
「次へ」
「このショートカットの名前を入力してください」と表示されます。
ショートカットアイコンの表示ですね。
ここではシャットダウンと入力しておきますが、お好きな名前にして問題ありません。
名前はあとから変更することもできます。
完了をクリックすると、デスクトップ上にシャットダウンのショートカットアイコンが作成されました。
ショートカットアイコンをダブルクリックするだけでWindows10のシャットダウンができます。
せっかくなので、ショートカットアイコンが一目で判別できるようにアイコンの表示を変更してみましょう。
シャットダウンショートカットを右クリック→プロパティ。
ショートカットタブのアイコンの変更をクリック。
アイコンがたくさん表示されるので、好きなものを選んでください。
シャットダウンのプロパティの画面に戻ったら、最後にOKをクリックします。
完成です。
デスクトップに作成したシャットダウンのショートカットアイコンの表示が変更されました。
シャットダウンのように頻繁にする作業をショートカットとしてデスクトップに置いておくと、少しですが時短やストレス軽減にもなります。
注意点として、他の作業中に誤ってシャットダウンのショートカットアイコンをさわってしまうと当然Windows10が終了してしまいます。
うっかり誤操作をしないためにも、アイコンは自分が分かりやすいものに変更しておきましょう。
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デスクトップにスリープのショートカットアイコンを作成
先ほどと同じ手順で、スリープのショートカットアイコンをデスクトップ上に作成することができます。
シャットダウンと異なるのはコマンドです。
スリープの場合は、「項目の場所を入力してください」の欄に下記コマンドを貼り付けしてください。
rundll32 PowrProf.dll,SetSuspendState
ショートカットの名前は「スリープ」と入力。
ショートカットアイコンの画像を変更しましょう。
スリープのショートカットを右クリック→プロパティからショートカットタブのアイコンの変更をクリック
あとは好きなアイコン画像を選択するだけですが、このようにアイコン画像が1つしか表示されない場合があります。
その場合は、参照を押してみてください。
表示されたウインドウ右上の検索バーに「shell32」と入力します。
検索で表示されたファイルをクリックすると、アイコン選択画面に画像がたくさん表示されるはずです。
シャットダウンのショートカットアイコンにすると区別がつきにくいので、別の画像を選ぶようにしましょう。
スリープのショートカットアイコンの完成です。
デスクトップに再起動のショートカットアイコンを作成
シャットダウンやスリープに比べると利用頻度は少ないかもしれませんが、ついでにWindows10を再起動するショートカットアイコンも作成します。
デスクトップで右クリック→新規作成→ショートカット。
「項目の場所を入力してください」に下記のコマンドを入力します。
shutdown.exe -r -f -t 0

ショートカットの名前は「再起動」。
再起動のアイコンができました。
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まとめ
毎日のちょっとした操作をより簡単にすることで時短効果もあります。
シャットダウン | shutdown /s /t 0 /hybrid |
---|---|
スリープ | rundll32 PowerProf.dll,SetSuspendState |
再起動 | shutdown.exe -r -f -t 0 |
また、ショートカットのアイコン画像をオリジナルのものにしたい場合には、ココナラで画像の作成依頼をすると面白いものができるかもしれません。

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