こんにちは、ナルです。
いつものように自宅でiPhoneをさわっていたところ、とんでもないことが起きました。
iPhoneのSafariで閲覧していたサイトが、なぜか妻の手にしていたiPadに連動表示されているのです。
おかげで、こっそり覗いていたお気に入りサイトの存在を妻に知られてしまいました。
別にいけないことをしているわけではないのですが、プライバシーを侵害されたような感じがして良い気持ちはしません。
ここで本題。
あなたがiPhoneを使っている場合、閲覧サイトが家族にバレている可能性があります。
人によっては、重大な秘密がバレてしまうこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、プライバシーを保護するために確認しておきたいiPhone・iPadの連動解除の方法を解説します。
- 1つのApple IDで複数のApple製品を利用している人
- 恋人や家族と共有しているApple製品がある人
- インターネットで他人に知られたくないサイトを閲覧している人
- プライバシーを保護してiPhoneを使う設定を知りたい人
iPhone・iPadを自動タップする方法はこちらで紹介しています。

ショートカットアプリも便利です。

iPhoneでパソコンをリモート操作する方法もご紹介。

Contents
iPadのアイコンに小さなスマホマークが表示されていたらiPhoneと連動中!
我が家には、Apple製品が2つあります。
1つは僕専用のiPhone8、もう1つは僕と妻で共有しているiPad Pro。
なにも設定をした覚えはないのですが、iPhoneとiPadが連動しているのは間違いありませんでした。
このままでは安心してネットサーフィンもできません。
閲覧したものがすべて知られてしまうかもしれないんですから…。
早速、原因の究明です。
iPadの画面を見ても、特別おかしいところは見当たりませんた。
しかし、iPhoneでSafariを起動させると、iPadのSafariアイコンにスマホのマークが表示されました。
もしやと思ってiPadのSafariを起動すると、先ほどまでiPhoneで見ていたサイトが表示されました。
これで確定ですね。
あなたもご自身のiPadやApple製品を確認してみてください。
もしSafariに小さなスマホマークが表示されていたら、iPhoneと連動している可能性有り。
家族にSafariの情報が筒抜けかもしれません。
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iPhoneとiPadのハンドオフ機能の設定で連動を解除できる
結論として、ハンドオフ機能をオフにすることで連動を解除することができました。
これでプライバシーも保護できて一安心。
しかし、お持ちのiPhoneとiPadの設定によっては、他の原因で閲覧サイトが連動表示されることも考えられます。
そこで、僕がiPhoneとiPadの連動解除の際にためしたことをすべて載せておきます。
iPhoneとiPadの連動解除に試したこと①iCloudの設定
iPhoneとiPadで、写真やメモを連動させている人も多いですよね。
これがApple製品を複数利用するメリットでもあります。
「設定」→「Apple ID」→「iCloud」の中に「iCloudを使用しているAPP」という項目があります。
Safariがオンになっていましたので、これをオフにしてみました。
iPad側も同じようにiCloudの設定を変更。
しかし、少しでも可能性のあるものは排除していきたいので、iCloudはそのままオフにしておきました。
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iPhoneとiPadの連動解除に試したこと②画面ミラーリング
iOSには、iPhoneの画面をiPadやApple TVに映し出すミラーリングという機能があります。

iPhoneに映されている動画などを大画面で観たいときに役立ちそうな機能ですよね。
画面ミラーリングの設定を確認してみましたが、オンにはなっていませんでした。
僕の場合、画面ミラーリング機能はどうやら関係はなさそうです。
Apple TVを持っている方は、こちらの設定も影響しているかもしれませんのでご確認ください。
iPhoneとiPadの連動解除に試したこと③複数端末で同じApple ID利用の見直し
iPhoneとiPadはどちらも僕の所有物なので、同じApple IDでログインしています。
iPadのApple IDをiPhoneと別のアカウントにすれば、おそらく連動は解除されて解決。
理由としては下記のとおり。
- 購入したアプリがiPhoneとiPadで共有できない
- 写真やメモなどのデータも連携できなくなる
- 新しくApple IDを取得するのが面倒
iPhoneとiPadのSafariの連動は解除したいですが、他の機能までまったく同期されなくなってしまうのは正直不便です。
iPhoneでアプリを購入していても、iPadが別のApple IDになってしまうと同じアプリを利用するのに別途料金の支払いが必要になってしまいます。
Apple製品を複数所有しているメリットもなくなってしまいますね。
Apple IDをiPhoneとiPadで分けるという策は一旦見送り。
どうしても解決できなかった場合の最終手段とすることにしました。
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iPhoneとiPadの連動解除に試したこと④使用ブラウザをSafariからChromeへ変更
僕はiPhoneでネットサーフィンをするとき、ブラウザはSafariを使っていました。
SafariはiPhoneの標準アプリですから、利用されている方も多いでしょう。
もしかしたら別のブラウザを使えばiPadに連動しないかもと考え、GoogleのChromeでサイトの閲覧をすることにしました。
しかしiPadを確認してみると、なぜかSafariにスマホマークが表示。
タップすると、iPhoneのChromeで閲覧していたサイトがiPadのSafariで表示。
もうワケがわかりません。
ある意味iPhone&iPadさん有能過ぎませんか?
iPhoneとiPadの連動解除に試したこと⑤Wi-Fiをオフにしてみる
次に、PhoneとiPadが同じネットワーク内(Wi-Fi)にあると自動で同期されるのかもしれないと考え、iPhoneのみWi-Fi接続をオフにしました。
しかし、原因はWi-Fiではありませんでした。
同じネットワーク内になくても、iPhoneとiPadが連動してしまいます。
iPhoneとiPadの連動解除に試したこと⑥ハンドオフ機能
iPhoneの設定画面を手当たり次第見ていくと、1つの機能が気になりました。
ハンドオフ機能とはiPhoneでしていた作業の続きをiPadでできる機能です。
ハンドオフ機能を設定した覚えはありません。
しかし、何故かこれがオンになっているんです。
ハンドオフ機能をオフにしました。
iPad側でも同じように設定。
すると、iPhoneでSafariを閲覧してもiPadに連動されなくなりました!
ブラウザはChromeでもSafariでも問題なし。
僕のiPhoneとiPadが連動されてしまっていた原因はハンドオフ機能でした。
ためしにハンドオフ機能を再度オンにしたら、またiPhoneとiPadのSafariが連動するようになりました。
問題解決。安心してネットサーフィンができます!
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iPhoneとiPadのハンドオフ(連動)機能を活用する方法
ハンドオフは、1人でiPhoneとiPadを利用している人にとってはとても便利な機能。
たとえば、iPhoneで見ているマップを大きく表示したいと思ったら、iPadに連動して作業を引き継げば大画面でマップを開けます。
iPhoneのメモアプリで入力していた文章の続きを、連動したiPadのキーボードを使って打ち込むこともできます。
iPhoneのSafariで見つけたおもしろい記事を、iPadで連動表示して家族で一緒に見るなんてこともできます。
実は、iOS8の頃からハンドオフ機能は存在していたのですが、僕は全く存在に気がつきませんでした。
iPadにスマホマークが表示されることに気づいたのも最近だし、もしかしたらずっと前からiPhoneとiPadは連動していたんですかね…。
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iPhone・iPadのハンドオフ(連動)機能の設定でプライバシーを保護する方法
自分の利用しているiPhoneだけではなく、自宅にあるApple製品のハンドオフ機能を一通りチェックしてみはいかがでしょうか?
心配なら、全端末のハンドオフ機能をオフにしておけばOK。
それでも心配なら、上述したiCloudの設定なども意図しないものになっていないか確認してみましょう。
プライバシーの保護というと、SafariやChromeの検索履歴や閲覧履歴を削除してあるから大丈夫という方がいます。
しかし、ハンドオフの怖いところは、Safariで履歴を削除しようがChromeでシークレットモードを使おうが、まったく意味がないところ。
iPhoneで今なにしているかがリアルタイムで知られてしまいますからね。
Padを他の人と共有するなら、家族でも僕はハンドオフ機能をオフにしてプライバシーを保護します。
ハンドオフ機能はすべてのアプリで使えるわけではありません。Safariやメール、カレンダーなど、一部のアプリのみがハンドオフ機能の対象となっています。
便利になるのは良いですが、機能を使いこなせなかったり、知らない間に機能追加されるのは危険ですよね。
プライバシーの問題もあるし…。
せめて、勝手に機能をオンにするのはやめてくださいよAppleさん。
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iPhone・iPadのハンドオフを利用して家族の閲覧サイトを見る方法
iPhoneのSafariで閲覧しているサイトがiPadに表示されるのなら、反対にiPadで閲覧しているサイトをiPhoneに連動表示することもできるのではないかと考えました。
つまり、家族がiPadでどんなサイトを見ているのかを手元のiPhoneで知ることができるわけです。
iPhoneとiPadのハンドオフ機能をオンにすれば準備完了。
同じApple IDでログインしていることが前提です。
ためしにiPadでSafariを起動してみました。
しかし、iPhoneにはなにも連動をあらわす表示はされません。
iPhone→iPadに連動する場合と、iPad→iPhoneに連動する場合では、画面の表示が異なります。
iPhoneの画面をあちこち探したところ、ホームボタンを2回押して出るマルチタスク画面の下に、見たことのないSafariの文字がありました。
iPadの名前もしっかりと表示されています。
タップすると、iPadで閲覧していたサイトがiPhoneに連動表示。
これで家族の閲覧サイトをチェックすることが可能になりました!
しかしプライバシーも考えて、やりすぎは注意しましょう。
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まとめ
- 同じApple IDで複数デバイスを利用している場合は注意
- Safariで閲覧したサイトが家族にバレている可能性
- 設定→ハンドオフをオフにすることでiPhoneとiPadの連携は解除される
- ハンドオフ機能は上手に使えばとても便利
- 自宅にあるApple製品のハンドオフ設定を確認しよう
- ハンドオフを使えばiPadの閲覧サイトをiPhoneに連動表示することもできる
Apple製品は複数のデバイスを同期・連動させることで真価を発揮するものだと思いますが、使いこなせないと危険な事態を招くこともあります。
恋人にも家族にも、隠し事なんて一切ないし、知られて困ることなんて1つもないという方はともかく、少しでも心配な方は一度iPhoneとiPadの設定確認をおすすめします。